着衣のままで
2008年 11月 24日
エサレンボディワークは、みなさん御存じのように、全身のオイルマッサージ。
身に付けている服を全部脱いでいただいて、タオルやシーツでお身体をくるんでいただきます。
まるで赤ちゃんが羊水の中に浮かんでいるかのように、オイルで全身を包むように、トリートメントしていきます。
生まれたままの、あるいは、生まれる以前からの、生命としてのnaked (裸の)感覚が、
ふかぁいリラクセーションと、全身のトータルなつながり感、そして、あるがままの存在への回帰をうながします。
そう考えると、エサレンにおいて、衣類をとることはとっても大切なアイテムなんですが。。。
(そして、私も、するのも、受けるのも、大好きなんですが。。。)
でも、そこににたどり着くまでに、ちょっと、心の躊躇のある方も、おられますよね。
最近、心療内科のお医者様と一緒に、エサレンボディワークについて、共同で研究しています。
具体的には、バイオフィードバック機器という装置を使います。
心拍数、呼吸・発汗・体温・筋緊張・血流などの、人間の生理指標の動的な変化をモニターに
映し出すことで、触れられることで、どのような効果が起こるのかを、測定しています。
これによって、受け手の人が、ほんとうに、施術をうけて、リラックスできているかどうかを測ることができます。
その実験で、触れられた瞬間に、心拍数がすぅっと下がるという現象に注目しています。
そして、その効果は、着衣のままでも、起こることがわかったので、いま、実験はすべて、着衣のままでおこなっています。
そして、先生のアイデアで、自律訓練法と、着衣のままでボディワークを統合することにもなりました。
自律訓練法は、身体の気づきを、クライアントさんに能動的にかかわってもらることで、効果的です。
心身症の方にとって、見知らぬ施術者の方の前で、衣類を脱ぐことがストレスとなりかねないことが、多々ありますが、そういう意味でも、こうした着衣のままでのワークは有効だと考えられるからです。
そんなこんなで、どうやら、私は、「着衣のまま」でのワークに、ご縁が生まれつつあるようです。
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今日、来年4月に、編カンパニー主催による、エサレン研究所のシャーピアスの5度目の来日ワークショップの、新しいチラシがうちに届きました。
今回は、二つのワークショップが行われます。
ひとつは、シャーの、レイキワークショップ。着衣のままでおこないます。(4月1日から4日)
もうひとつは、シャーの、エサレンボディワークのワークショップ。こちらは、オイルトリートメントです。(4月5日から8日)
エサレンボディワークのほうは、鎌倉逗子でご活躍のプラクティショナー、宮本眞美さんがコーディネートしてくださいます。
そして、レイキのクラスは、私がコーディネートを務めさせていただきます。
シャーのワークショップの、コーディネーター役は、いままで日本で二度おこないましたが、いずれも、オイルマッサージのクラスでした。
今回、着衣のままでの、エナジーワーク(レイキ)は、私にとっても、初めての試みです。
なんだか、いまの、私の関心の流れと、つながっているように感じたりもしています。
シャー・ピアスによる、来年の四月、女神山ライフセンターでの2つのワークショップ。
次回のブログで、詳しく、ご紹介したいと思います。
(すでに、愛のエナジーが、さんさんと注がれてきて。。。あぁ、ときめくわ・・・・♪♪)