レイライン通信 ~ 光の循環 / amana space からのメッセージ~ ~      

雪の丹後半島ー女神の王国(後編)ー 久美浜湾の甲山 

 小さい時から歴史が好きでした。
 中学生のころには、今風に言うと、いわゆる『歴女』
 趣味がこうじて、気が付いたら、塾や予備校で日本史を教えていました。
 予習は大変でしたが、その時代のエネルギーや物語の中に没頭する時間は楽しいひと時です。
 翌日、授業で、「まるで見てきたかのように」語ると、生徒がよく聞いてくれます。
 興味をもってくれると、自然と自学自習するようになり、結果、入試にもよく受かってくれました。
 あの頃は早く受験勉強の指導から解放されたい思いでいっぱいでしたが、今、思い返すと、微笑ましい思い出が蘇ります。

 ・・・・日本史の仕事から離れて10年。今は、まったく趣味の世界です。
 入試には全然でない、日本の神話や伝説にイメージを膨らませるのがとても楽しく、日本国内の旅にでると、いろんなメッセージや遺跡や神社仏閣、伝承にインスピレーションが震えます。
 そんな『右脳的歴女』な、私です^^。

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 と、前置きが長くなりました
(以上、ボディワーカーの私が、なぜ、こういうテーマが好きなのかの理由です^^)

 雪の丹後半島―女神の王国ーの後編です。

 丹後半島の女神といえば、伊勢外宮に祭られる『豊受大神様』であることは、前回お伝えしました。
 一般的に伝わる伝承は、最後に伊勢の地に辿りつかれた天照大神が、「自分一人では食事が安らかにできないので、丹波国の比沼真奈井(ひぬまのまない)にいる御饌の神、等由気大神(とようけのおおかみ)を近くに呼び寄せなさい」と託宣をしたことから、丹波から伊勢の外宮へと祭られた女神さまです。衣食住をつかさどる女神ということで、ちょっと、おっかさん的な女神さまでもあります。

 丹後半島には、前篇でお伝えした真名井御前の他に、聖徳太子の母君である間人皇后(はしうどのきさき)、源義経の恋人で絶世の美女の白拍子の静御前、戦国時代の細川ガラシャ等、歴史上の女性と縁深い土地で、また、羽衣伝説や、乙姫伝説も多くあるところです。

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 また、今回、地元に行ってみてわかったことがもう一つあります。

 天照大神の御霊をまつる場所が、今の伊勢の地に落ち着くまでに、いろんな地に変遷されました。それを、元伊勢といいますが、丹後もその重要な元伊勢の地のひとつ。元伊勢を辿るプロセスは、大和朝廷が、天照大神という中心神のもとに、それ以前の日本の古き、各地の女神の力を融合していくことで、さらに霊的な力を深めていくプロセスだったのでしょう。(それが、女神であるところが、日本の神話の面白いところですが)

 その場所を託宣を受けて祭るのが斎宮とよばれる未婚の皇女で、巫女でもありました。最初、豊鍬入姫がその役につきましたが、その後、倭姫(やまとひめ)へと移ります。最終的に伊勢の地に天照大神が落ち着かれるように導いたのは、この倭姫です。

 その、倭姫のお母さんが、丹後半島の豪族の娘であったそうなのです!
 この時期の大和朝廷は、各地の有力豪族から天皇の妃を招いていたのですが、丹後からの輿入れは非常に多かったそうです。現に、あの丹後の海部氏の娘、真名井御前も、淳和天皇の妃となっております。

 古代丹後は、天皇の母の地でもあり、その地の女神、豊受大神が、天照大神と同格に、伊勢の地に祭られたのも、うなづけます。

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 さて、今回の旅は、天橋立から、さらに、奥丹後へと進みました。
 宿泊は、8世紀に行基菩薩が開いたという伝説の残る、京都府内最後の温泉地、木津温泉へ。
 天橋立駅から40分ほど電車で西へと向かいます。

 木津温泉のお湯は、さらさらと軽い感じのお湯で、長くゆっくりとつかれます。
 またカニは、本当に、美味しかったです。(12月のカニは格別だといいます^^)

 夜中、ずっと、激しい雪で、時折、大きな雷が落ちていました。
 雪の中の雷を、地元の人は、「雪おこし(雪おろし)」とよぶらしく、雪を呼び覚まし、起こすからだそうです。
 これから、本格的な雪の季節が到来するという時に『雪おこし』はよく落ちるそうです。

 ★

 翌日12月25日、前日以上の大雪の中、木津温泉から、さらに、数駅西に進んで、久美浜駅に着きました。
 
 11月に訪れたお客様から、(なぜか、丹後半島の話題となったのですが)、丹後半島の甲山の話を伺った時以来、やたらと、この地が気にかかり・・・。
 なにせ、真名井御前の故郷の、丹後半島の『甲山』ですから、これは・・・って感じてしまいます。
 かつ、Facebookに、丹後に行きますとコメントをしたら、「丹後半島久美浜の甲山」のことを教えてくださる方がおられ・・・。 そうそう、そこに行きたったのだと、さらに背中を押されるような気配を感じ・・・。

 激しい雪は、辺りを、完全な白の世界に塗り替えていました。
 普通なら、山に登るなどはありえないこと。
 ただ、この久美浜の甲山の中腹には、素敵なレストランとホテルがあると聞いていました。
 そこに電話してみると、クリスマスなのでやっているということで・・・。
 雪国ですから、除雪等の雪対策には慣れておられるのでしょう。

 このレセプションガーデンというカフェです。
 http://www.rg-holidayhome.com/

 地元のタクシーは、少々早すぎる雪の到来に躊躇しながらも、二駆のスノウタイヤで、まるでスキーでも履いているかのように(笑)、するするっと雪の道を駆け抜けていきます。(雪に慣れ親しみきった地元の方ならではの走行です~)
 レセプションガーデンは、本来の山道は木が倒れていて、通行止めとなっていて、他の山道を行ってくれました。なんとか、除雪車もとおっていたようで、いやはや、ほんと、よく行けたと思います。

 到着すると、甲山を背景に、まるで御伽の国のような木の家がたたずみ、中に入るとあたたかく、心地よい、モダンな空間が広がります。
 テーブルには、すでに数組のカップルが座っていました。(実際、この2日間、丹後半島は、カップルだらけでした~!)
 久美浜湾を見下ろすテラスで、お茶やランチをいただきながら、約2時間、過ごしました。
 (夫は、ずっと読書していました~)
 曇っていましたが、時折、雲間に光が射します。
 すると、美しい、久美浜湾の、真っ白な雪景色が姿を現すのです。

 いったい、ここは、どこなのだろう?

 不思議な感覚に誘われます。
 すでに、日本の古い神道の女神はどこかへ遠のき、未来めいた、平和で、透き通った空気が私をつつみます。

 「そこは、レムリアなんですよ・・・」
 と、私に、最初にこの久美浜の甲山へと誘った方の言葉がよみがえってきました・・・。

 レムリアとは、太平洋にあった、超古代の伝説の島の名前・・・。
 でも、ここは日本海^^。
 そうですね。レムリアというのは、時空を超えて、私達の記憶の粒子の中に存在するのだから、日本海にレムリアがあったって、おかしくはない^^。

 まぁ、レムリアとまでは行かずとも、古代の久美浜湾に、海を越えてやってきた人達の、豊かで穏やかな王朝があったのは、間違いないでしょう。実際、このあたりには、多くの遺跡があるわけですし。

 ★

 かつて、この久美浜の地に、原子力発電所が建てられる計画が持ち上がったそうですが、そんなことは、この土地の精霊が許しはしないでしょう。実際に、この地の透き通った風景を見ていると、そこに原発が建てられるなんて、想像すらできません。(しかし、同じく日本海側の、古代聖地の敦賀や若狭の海には原発が何基も・・・。寛大な女神様達が、あきれてしまわなければいいのですが・・・) 脱原発に向かうためにも、新しい代替エネルギーと地域産業の活性化が不可欠。あの地域の電気の恩恵を受けている阪神間の私達も、一緒になって日本海原発銀座の『町おこし』について、考えていかねばならないように思いました。

 ★

 真っ白で、宇宙的な透き通った風景には、なぜか、白山菊理姫様のことも、思い浮かんできます(さらに北の朝鮮の地、白頭山も動き出しているようですし。彼の地にも聖地があり、彼の地にも『夢』があるということなのでしょうか・・・)

 そういえば、私の父方の故郷は丹波(丹後ではなく丹波です。丹後も元々は丹波とよばれていた地域でした)、豊受大神様の故郷に近く、母方の祖父の故郷は、石川県の金沢、白山菊理姫様のご縁の地。。。 なぜか、この地に引き寄せられるのも、わからないでもありません。それは、私のもっともっと古い、魂の源流へと辿る道を開く、いくつかの扉(記号)なのでしょう。


 キラキラの粒子を、いっぱい呼吸して、久美浜湾、甲山をあとにしました。
 次は、春か初夏に訪れたいと思います。




写真① レセプションガーデンの建物
写真② 雪の久美浜湾
写真③ レセプションガーデンから、甲山を見上げて

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# by reiko-koyago | 2011-12-28 00:47

雪の丹後半島 ー女神の王国(前篇)ー 天橋立/籠神社~真名井神社ー

昨年のクリスマスは、私だけがエサレン研究所に残り、夫と別々に過ごしたので、今年のクリスマスは一緒に旅行しましょうと・・・。
とはいえ、結局、私の趣味と独断で、選んだ旅行先は丹後半島。
12月24~25日、天橋立~久美浜へと、1泊2日の旅に出かけました。
 雪にはまだ早いだろうと思っていましたが、なんのことはない。。。
 丹後半島は、大雪警報。
 福知山から天橋立に向かう電車の中、トンネルを抜けるたびに、雪景色が深まっていきました。

 丹後半島は、私の大好きな場所のひとつです。
 伊勢ー吉野ー丹後半島・・・。
 この3つの土地の清涼であたたかいキラキラ感が好きなんです。
 どれも、神話の根付く聖地ですね。

 丹後半島の天橋立には、伊勢神宮・外宮に祭られている豊受大神様の祭られる、丹後一の宮、籠神社があります。さらに、その奥の院の真名井神社が・・・。11年程前に、偶然訪れて以来、大好きな場所となりました。
 天橋立駅から、歩いて(晴れていたらサイクリングもいいです)、まるで龍の背骨のような天橋立を北へと進みます。橋立が終わると、天のゲートが開いたかのように、籠神社へと向かいます。
 丹後一の宮、丹後最大の古代豪族、海部氏の氏神。伊勢外宮には、ここの祭神、豊受大神様が祭られておられます。実に風格があり、そして、なおかつ、やわらかく自然体な空気感がとてもいい。。。

 そして、籠神社にお参りしたあとは、必ず、その奥の院、真名井神社に向かいます。
 神話では、ここに豊受大神様は降臨されたそうですが、それは、古代神道はこうであったのだろうと思わせる、木々や岩岩をまつる自然信仰・・・。
 豊かさ、おおらかさ、そして、飾らないやさしさと、生命力がみなぎる聖地です。
 真名井神社にくると、ハートがのびのびします。
 とても、懐かしい、心地よい、神社です。

 今年の春から、以前からのお知り合いで、facebookで再会した方が、この神社の前にある、天橋立ユースホステルの管理人さんになっておられることを知り、訪問しました。本当に、嬉しい再会です。ユースホステルの中も、清潔であったかい雰囲気があって、素敵でした。なんといっても、リーズナブルな料金で、あの真名井神社のご神域にずっといれるのですし、それに素敵な管理人さん(藤本さんとおっしゃいます)のお話しも聴けるのですからおすすめです。
 http://www.hashidate-yh.jp/

 ★

 今回、丹後半島に行きたいと思ったのは、また、ここのところ、兵庫県西宮市、甲山中腹の、神呪寺の開祖、如意尼こと、真名井御前のことが気になり始めたからです。
 この方のご出身は、丹後国一の宮、籠神社に伝わる海部氏の娘。神代以来の神官の家系に生まれた彼女は、齢10歳のときに誘われるがままに京、頂法寺の六角堂に入り、ここで教養を積む傍ら、如意輪の教えに帰依していったと言われます。「その生地の豊受大神が神代より鎮まり坐す、与謝の真名井原に湧くご霊水のお蔭を蒙ったのか、身も心も浄化された、天性の美しさとやさしさと、ただならぬ気品をただよわせた、しとやかな女性であった(元伊勢籠神社ご由緒略記)」らしく、その後、20歳の時に、後の淳和天皇となる皇太子に見初められ、即位後、第4妃となり、迎えられたそうで、しかし「、後宮の女官たちの激しい嫉妬に世の無常を感じ(同書)」、26歳の時に出家。観音のお告げのままに、西宮の甲山に一宇を建て、そこに空海を招き、翌年に灌頂を授かったといわれます。

  この空海と真名井御前の縁は本当に深く、承和2年(835年)の3月20日、如意尼は師空海の坐す南方に向かって合掌して坐し、如意輪観音の真言を誦しながら、そのまま紫雲に乗って、遷化した。齢正に三十三歳」だったといいます。ところで、その翌日の3月21日。高野山の空海も、まるで真名井御前(如意尼)のあとを追うように、62才で入定されたといいます。

 子弟というには、あまりにも深い空海とのご縁です。私には、イエスキリストの魂の女性性がマリアであるように、空海の魂の女性性が真名井御前であるかのように見えます。また、真名井御前によって、空海のもとに、海部氏のもとに伝わる神道の秘宝が伝わったともいわれます。真言密教は神仏習合によって起こりますが、唐からもたらした新仏教に、日本古来の神道の秘宝が融合したい、真言密教の豊かな世界が育っていったのでしょう。。

 ★

 この真名井御前のことを知ったのは2007年。初めてのアンマ、関西(神戸)プログラムの一週間前の、西宮の神呪寺のご本尊である、如意輪観音像の御開帳の日です。それは、空海が真名井御前をモデルにして彫ったという言い伝えがある仏像です。この仏像の御開帳から、不思議なシンクロニシティがおこり、私のところに真名井御前にまつわる話が、次々に訪れるのです・・・。

 それから、私は長い間、この真名井御前のことが気になり気になり・・・。
 このように、ブログに書いたり、人に語ったり・・・。
 アンマと、この真名井御前の女神の波動が、重なり合い、もう一つの波となり、現代へと伝わります。

 あげく、私のブログを読んだ、舞踏家の女性が、西宮、甲山で、真名井御前の御霊に奉納舞踏を捧げたいとおっしゃることに・・・。
 なんとか、それもやれたのですが、なんと・・・。
 その日は、西宮では珍しい大雪で。バスもタクシーもすべて停止してしまうような、異例の大雪。。
 
 その真っ白で、神秘的な雪に覆われた甲山神呪寺の境内で、奉納舞踏を捧げていただいたのが2008年の1月。。。  
 今回の、丹後半島の大雪も、何やら、その日を思い出す、特別なメッセージを感じてしまうのでした。





さて、はなしが横にそれてしまいました。

私は丹後一の宮、籠神社へと続く道。
そして、天橋立の道を歩くのが大好きです。

それは、人の世と、神々の世とをつなげる、架け橋で、
人の心の内側にある、神性の扉を少しずつ開けていくように感じれて
少しずつ、神さまの懐に近づくような心地になるからです。

雪の天橋立を歩いて、たどり着いた籠神社で、
ひさしぶりに、御神籤をひきました。

神と一つの心になれば、はれてすずしい胸のうち。

嬉しくも、心地よいメッセージに、思わず、心が微笑みました。


(旅の続きは、次のブログでお届けしますね)

写真、上2枚は、天橋立の道。
写真上から3、4枚目は、笠松公園からの天橋立の風景です。

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# by reiko-koyago | 2011-12-27 01:41

― 弔う心 ー  宗教学者・山折哲雄さんの言葉から

 レイライン通信。
 なんと、8月以来、4か月ぶりの更新です。
 2004年にブログを開始してから、こんなに長い間、休憩したのは2度目でしょうか?
 最近、NPO法人タッチケア支援センターのブログ(http://touchcare.exblog.jp/)の更新が忙しくて、なかなか個人ブログのレイライン通信が更新できなかったのであります。

 でも、やっぱり、続けていきたいので、「うんしょ!」と更新することにしました♪ 公式なお知らせはタッチケア支援センターのブログでお伝えするとして、レイライン通信は、私個人のつぶやきを記録していきたいと思います。懲りずに続けていきますので、時々、お立ち寄りくださいね^^。

 さて、再開のきっかけは、昨日の朝日新聞夕刊での、元東北大学助教授の宗教学者、山折哲雄さんのお言葉でありました。


宗教学者・山折哲雄さんに聞く 2011年12月12日 朝日新聞夕刊 

・・・・・(略)・・・今回の大震災では、一度に大勢の方たちが亡くなり、お弔いが大問題になりました。生き残った人たちと亡くなった人たちとの「絆」をどう結ぶのかというのが難題です。
 亡くなった方達は、法律(墓埋法)に従って行政が所管しています。一方で死者との関係は宗教の領域でもあるのですが、各地の遺体安置所に宗教家は近づけませんでした。政教分離の問題が出てきたからです。
 でも、私は、安置所に入り、死者の前で悼む宗教家が次々に出てきてほしかったと思っています。浄土・極楽・あるいは天国でもいい。「亡き人はそこに行く。だから私は、そばで祈り、念じる」と制止を振り切ってでも、堂々と近づいてほしかった。
 法律を破れとか、政教分離を踏みにじれと言っているのではありません。これからも大きな災害が起こる可能性があります。その時に、今回のようなお弔いでいいのか。宗教はどうかかわっていけるのか。そんな問題提起を宗教の側からできたはずだと思うと、残念でなりません。・・・・(略)・・・・・・・・



 阪神淡路大震災のとき、ほんの数秒の大地の揺れで、お向かえの家や近隣の方を含め、6000人以上の方が命を落とすという事態に際し、あまりの混乱の中、人の死を悼む心は限界をこえたパニックな状況にあったように記憶しております。それでも、私の中で、震災から数年の間は、明確に「死者達」との対話の中で過ごされておりました。少なくとも、自身の行動と心の中で、1月17日の未明に命を失った一人の女性の魂の弔いのために駆け巡った1年がありました。被災地内部で一生懸命奔走する地元支援者の多くは、どこかで身近な人の死を受け止めていたように思います。被災者は、あるいは、被災地は、「死者達」と共に在る”ゾーン”なのだと思います。

 宗教というものは、何かを思い込むものではなく、自然な心の発露として死者を悼み、魂を癒そうと全力を尽くす、心の自由の中に流れていくものなのでしょう。それに対して、政教分離の名のもとに、私達の遺体が冷たく管理されていく現実を見るとき、私は冷静でいられない何かを感じます。

 1995年の阪神淡路大震災の時も、私達に宗教的な支えは必要であり、静かに名もなき宗教的感覚が芽生えていったのでありました。
 しかし、あの同じ年の春に、東京で地下鉄サリン事件というとんでもない事件が起こってしまったのです。阪神淡路大震災であれほど大勢の人達が命を失ったのに、そして、大勢の人々が彼らの死を心の底から嘆き、悼んでいるのに、わざわざ地下鉄に毒ガスをまいて人を殺害するという宗教がこの世に(しかも、同じ日本で)あるということが、まったく理解ができませんでした。神戸と東京の「温度差」という言葉を通り越して(被害者の方には申し訳ありませんが。被害者という意味ではこれほどの被害者の方はおられないでしょう)、まったくの茶番であり勘違いであり、その宗教的無能さと、私達被災者の心を踏みにじる歴史的犯罪に途方もない怒りを感じたものです。

 あの時、私達の中に、あきらかに死者との絆のもとで生きようとする、魂の萌芽があったのです。しかし、あの地下鉄サリン事件の茶番で気泡ときしてしまいました。(まったく、余計なことをしてくれたものです!) 私達は、それを「宗教」とよぶことを恐怖し、遠ざけていってしまいました。
 
 東日本大震災では、15840人の方の死亡が確認され、いまなお3529人の方が行方不明です。
 このことは、本当に重い現実であり、東北の地は、この亡くなられた方達の御霊との対話がなくして、復興は進められないでしょう。まさに、彼岸との対話が、日常でおこなわれるべきものであり、おそらく、地元の宗教観とあいまって、粛々とそれが行われているはずだと想像します。
 
 祈りや鎮魂は、死者の魂を癒し、生きる者の心もなぐさめ、そして、私達の行く道を照らします。
 宗教は、呼吸するかのように、私達にとって必要な魂の栄養分となるべきものです。
 しかし、もはや、私達は、それを「宗教」という言葉でよぶことに違和感を感じてしまっています。
 これは、新たな試練です(そういう意味で、地下鉄サリン事件は、文字通り悪魔の仕業だったのでしょうか)
 
 スピリチュアルケアでも、グリーフケアでも、その呼び名はなんでもいいので、私達から魂の栄養を奪うようなことが、二度とおこらないように、今度こそ、気を付けて歩みたいと思います。

  
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# by reiko-koyago | 2011-12-13 12:57

”タッチケア” 三昧

8月4日は、大阪公会堂で、インターナショナルワークショップフェスティバル300doorsのイベントで、NPO法人タッチケア支援センターとしてエントリーし、「自分を癒してやさしくふれる、ヒーリングとしてのタッチケア」という1時間半ほどのミニワークショップをおこなってきました。

また、昨日8月6日は、amana space で、「こころにやさしいタッチケア1日体験入門講座」という約3時間の講座を開きました。

NPO法人タッチケア支援センターの教育事業として、ゆったりとスタートが切れた感じです。



今日の私の個人セッションも、めずらしく、ESSENCE OF TOUCH、すなわち、着衣のままでのエサレンボディワークのセッションでした。(通常、私はあまりお客様のことはブログに書かないようにしていますのが、タッチケアの可能性を考える上で重要なテーマなので、個人が限定されることがないように気を付けて、記述させていただきたいと思います))
お客様は、軽い統合失調症の方でした。軽いというのは、なんとかお薬を飲みながら、仕事ができるぐらいの症状である・・・ということです。(実際、その方はその症状そのものよりも、周囲の無理解と偏見のほうに悩まされておられるようでした)  私は、統合失調症の方には、エサレンボディワーク等のオイルマッサージはあまり勧めていません。今まで何度か施術させていただいたことはありますが、あまりいい結果は出ませんでした。(鬱やパニック障害等の方には改善例はあるのですが・・・) 
それよりも、本当に、穏やかに、やさしく、安全安心を感じていただく、着衣のままでのタッチケアをお勧めしています。(もちろん、その方が受けることを望めば・・・ということですが。これは、必須の大前提です) amana space では、それが、エッセンスオブタッチという施術です。

こういう場合、施術は、心地よさを提供するということ以上に、「ふれられることそのもの」を、受け入れてもらえるようにファシリテートすることに、フォーカスされます。そのためには、安全・安心で、心地よいのだということを、体験的に積み重ねていく必要があります。これは、簡単そうで、なかなか、根気のいる施術法なんです。こういう場合、「こうすると気持ちがいいから」という思い込みはまったく無力です。謙虚に、相手の方の身体とコミュニケートしながら、ただひたすら、「安全」であることをすべての五感を通じて伝えていく作業を積み重ねます。(すなわち、これが、心にやさしいタッチケアだといえるでしょう)
今日で二度目でしたが、初回施術の際の緊張感はほどけ、体験的に受容していいのだと身体が緩まっておらられました。リラックスしても、オープンになっても大丈夫なんだと、認知していくこと。安らぎの体験を積み重ねていくこと。このことは、きわめて、重要な体験だと思います。その土台ができて始めて、その方が身体との、そして自分自身とのつながりを回復する道筋が見えてくるのでしょう。今後も経過を見守っていきたいと思います。

こうした施術において、フォーカスする重要なポイントは3つです。
(このことは、自分自身に対しても、受け手に対しても、両方に必要なことです)

① リラクセーション (安心・安全・安らぎ・心地よさ等を提供することで、心身が緩まること)

② 統合 (身体全身のつながり  あるいは、心と身体のつながりを、促すこと)

③ 気づきを促す (自分の身体の感覚、心の動きに、気づいてもらうように促すこと)



①において、もっとも重要なことは、非侵襲的アプローチと、タッチの質です。
相手の方の五感すべてにおいて、これから起こることが危険ではないこと、侵襲的ではないことを非言語的に伝えていきます。そして、タッチの質感を通じて、そのタッチが自分にとって異物や危険なものではなく、自分自身をささえ、穏やかにしてくれるものであり、そして、つながりを見出すものであることを、伝えていきます。

私は、こうしたタッチによるアプローチの大半をエサレンボディワークやその他の施術法から学びましたが、特に、下記の先達からは、大変重要なことを、体験的に学ばせていただきました。下記、私の尊敬する、4名のタッチワーカー(という言葉はあまりありませんが)です。

一人目  ブリータ・オストロム
日本にエサレン®ボディワークを伝えた第一人者の一人であり、エサレン研究所でエサレンボディワーク草創期からの発達に関わってきた私の最初の師匠です。ふれるものと、ふれられるものの関係性、その心理、距離、そして、非侵襲的アプローチとはなんであるか等・・・。オイルマッサージを通じての形ではありましたが、すべての基礎は、彼女から学ばせていただいたと思います。ふれるーふれられることの諸相について、深い体験を積み重ねてこられた方です。


二人目  シャー・ピアス
エサレン®ボディワークに、レイキを取り入れて、精妙でおだやかなアプローチ法という独自のスタイルを確立している、私の尊敬するエサレンボディワーカーであり、ティーチャーです。
エサレン研究所に初めて訪れた1999年、名前すら知らなかったシャーの施術を受け、感動しました。以来、ずっと学び続けています。おそらく、シャーの施術を受けなければ、私はここまでエサレンボディワークを長く続けなかったでしょう。後に、彼女がレイキ・マスターであることを知り、はっとしたのを覚えています。



2人目  マリア・ルシア
エサレン研究所で、スピリチュアル・マッサージを伝えるブラジル人ヒーラーです。同じく、1999年、初めてエサレンに訪れた時に、マリアのワークを受けました。彼女の施術法は着衣のままです。エネルギーを扱うスピリチュアルヒーリングですが、私は、特筆すべきは、彼女の人にふれる際のタッチの質感にあるとも、感じています。後に、マリアとシャーが、親友同士だと後で知りました。

4人目  マリオン・ローゼン
サンフランシスコ郊外、バークレー発祥の、米国と北欧で人気のある施術法、ローゼン・メソッドの創始者。この伝説のボディワーカーの施術を昨年2010年、奇跡的に受けることができました。マリオンさんは、96才。まるで湖面のさざ波のように繊細で気づきあふれるタッチの質感はまるでマイクロ波のよう・・・。心の深部に響いていました。ちなみに彼女の著書の名前は「タッチを通じての無意識へのアクセス」です。


その他にも、あと数名、私にとっての、タッチ・マスター達のお顔が思い浮かべることができます。

振り返れば、偉大な先達のタッチを体験してきたものだと思います。
どのように触れてもらいたいのか?ということを、自分自身の感覚で探求していくのは、とても大切な作業だといえるでしょう。

8月4日から7日の今日まで。。。
タッチケア三昧な日々でした。
そして、この三人の偉大なタッチ・マスターたちのことを、思い出しておりました。

今後、「ころにやさしいタッチケア」のメソッドを、もう少し明確にしていきたいと思います。
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# by reiko-koyago | 2011-08-07 23:11

9/24 第一回関西タッチケア・フォーラム(ブリータ&山口創先生)

5月27日に、正式に発足しました、NPO法人タッチケア支援センター。
この9月に、心からお勧めしたい、一押し企画をご紹介します!

『子どもの脳は肌にある』 『皮膚という脳』 『愛撫、人の心を癒す』など・・・、タッチに関する著書多数で、タッチの効能やその理論背景について、長年にわたり研究されておられます、東京の、桜美林大学准教授 山口創先生を関西お招きし、そして、9月に来日中の、エサレンボディワークを日本に伝えた第一人者の一人であるブリータ・オストロム女史との、コラボレーション企画を催します。

この企画の実現は、私がNPO法人を設立した理由のひとつです。
山口先生とぜひとも関西におよびしたい。そして、ブリータと会っていただきたいという思いがありました。

題して、第一回 関西タッチケア・フォーラム  皮膚という脳、タッチとこころ (タッチケア、その理論と実践)

9月24日、兵庫県尼崎市の阪急武庫之荘駅すぐ南の、「尼崎女性センタートレピエ」三階、多目的ホールで催します。ぜひぜひ、ご参加ください。
これは、ふれることにかかわる、すべての方達に、本当に必要で、大切な企画だと感じております!
アロマやボディワーク、マッサージの仕事に関わる方、医療・福祉・教育等の対人援助職に関わる方、あるいは、親子や夫婦間等、家庭内でのタッチケアにご関心のある方。その他、ふれることにご関心のある方に、お勧めです。(まったく、他人にふれる経験のない方も、大歓迎です)

以下、転送していただけたら嬉しいです。大勢の皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。
(関西タッチケア・フォーラムは、今後、半年に一回の割合で、継続していく予定です。今後とも、よろしくお願いいたします)



同内容 ブログ http://touchcare.exblog.jp/15983885/
チラシ PDF  http://touchcaresupport.com/pdf/1kansai_touchcare.pdf





 第一回 関西タッチケア・フォーラム 
                
 タッチケア  - その理論と実践 -

 皮膚という“脳” ・ タッチと“こころ”an>



日時:2011年9月24日(土) 10:30~16:00(開場10 :00)

場所  : 大変申し訳ございませんが、開催場所が変更となりました。
      尼崎市女性センタートレビエ 3階 多目的ホール
      
      http://www.amagasaki-trepied.com/
      阪急電車 > 神戸線:武庫之荘駅 武庫之荘南出口からまっすぐ南へ240m
      JR > 東海道本線:立花駅  北口を出て武庫之荘駅方面に1.8km(約20分)
      尼崎市バス > 最寄バス停:北図書館 15、43、43-2、47-2、49番
                 「北図書館」から北へ100メートル

参加費 : 5000円 (第一部のみ2000円、第二部のみ3000円と部分参加可)

定員  : 80名



第一部 10:30 ~12;00  山口 創 (やまぐちはじめ)氏 
                   
      講演: ふれることの効果  : 皮膚と心の身体心理学

   12:00 ~13:00  昼休み 
 
 
第二部 13:00 ~14:30   ブリータ・オストロム (Brita Ostrom )氏
                  

      体験ワークショップ : 自分とつながる、気づきのタッチ


第三部 14:45 ~16:00  パネルディスッション
        『タッチケアの可能性と,今後の課題』

    東日本大震災被災された方々へのケア支援活動を踏まえて
            
    (会場に被災地支援活動、経過報告のパネル掲示あり)

パネラー : 山口創、ブリータ・オストロム、
        宮里文子(NPO法人関西アロマセラピストフォーラム副理事長、看護師)

司会   :  中川玲子(NPO法人タッチケア支援センター 代表理事)



【山口 創(やまぐちはじめ) プロフィール】
桜美林大学リベラルアーツ群准教授、早稲田大学大学院非常勤講師。早稲田大学大学院卒業。博士(人間科学)、臨床発達心理士。既存の心理学の枠にとらわれず、身体から心へのアプローチ(Embodied mind)を追求している。研究する中で「触れる」という人間にとっての本質的な行為の大切さに気づき、親子のふれあい、看護や医療における「手あて」の効果をはじめ、触覚や皮膚と心の関係にまで領域を広げている。「子供の脳は肌にある」「愛撫・人の心に触れる力」「皮膚という脳」など著書多数。

【ブリータ・オストロム(Brita Ostrom) プロフィール】
米国シアトル出身。エサレン研究所公認エサレンRボディワーク認定講師。1999年より日本で教える。1960年代から統合医療とヒューマンポテンシャル運動(人間の潜在能力に関する運動)で有名な米国カリフォルニア州エサレン研究所にかかわる。エサレンRボディワークの他、ゲシュタルトプラクティスを長年実践し、グループワークも行う米国公認サイコセラピストでもある。エサレンRボディワークの先駆け的存在の一人。40年以上「ふれる」ことを実践し続けてきた体験には深みがあり、今もなお「ふれる」ことを通じての自己探求と気づき、癒しを世界中の生徒たちに伝える。


第一回関西タッチケアフォーラムの”お申込みフォーム”
こちらをクリックしてください→http://ws.formzu.net/fgen/S32549221/
(携帯からの方は、こちらからどうぞ→http://ws.formzu.net/mfgen/S32549221/)

お問い合わせ&お申込み  
NPO法人タッチケア支援センター 『やさしくふれると世界は変わる』
http://touchcaresupport.com/

TEL 06-4967-9839 fax 06-4976-9839
メール info@touchcaresupport.com



(定員になり次第、締め切りますので、お申込みはお早目にお願いいたします。
なお、参加費は、当日受付でお支払ください)



2011年9月、ブリータ・オストロム(エサレン研究所公認講師)、来日ワークショップ In 高野山
★Brita Ostrom来日サイト★ http://b-lessing.com/brita.html
モバイルサイト http://m.mysite-is.jp/blessing/brita.aspx

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# by reiko-koyago | 2011-08-04 22:25

8/4 大阪市中央公会堂で、タッチケア体験講座開催します。

NPO法人タッチケア支援センターとしての、初のミニ・ワークショップを中之島の中央公会堂の大会議室で開催します。大阪のインターナショナルワークショップフェスティバル300DOORSにタッチケア支援センターとしての参加です。
ワークショップ参加費500円ですので、お気軽にお立ち寄りくださいね! スタッフ一同でお待ち申し上げます♪
(”こころにやさしいタッチケア”をお持ちの方はご持参ください。お持ちでない方は、この日は教材費300円で冊子をご購入いただけます)

お申込み&詳細は、こちらのサイトをご覧ください。
http://www.iwf.jp/300sche/item/247/catid/15


”自分を癒してやさしく触れるヒーリングとしてのタッチケア入門”

講師 : 中川玲子(NPO法人タッチケア支援センター)
会場 : 大阪市中央公会堂 大会議室
日時 : 8月4日(木) 13:00 ~2:30
持ち物 : 動きやすい服装
テキスト代300円

【WS内容】
タッチケアの原点はまず自分自身とつながりながら心身の統合感を深めていくこと。そうしたセルフヒーリングを通して、いかに、心地よく、人にやさしいタッチが生み出されていくかを、実際に体感していただきます。

【講師プロフィール】
1998年よりボディーワークを学び、2000年よりエサレン®ボディワーク認定プラクティショナーとして活動開始。2003年よりタッチ&ヒーリング講座を開講。2011年、NPO法人タッチケア支援センター代表理事に就任。個人セッションでは、心と身体の分離を統合しその方の潜在的可能性を引き出すワークに取り組む。
LINK touchcaresupport.com/

【ワークショップコーディネータ】 
奥田晃子(NPO法人タッチケア支援センター理事)

*ワークショップの内容についてのお問い合わせは、タッチケア支援センターまでどうぞ。
info@touchcaresupport.com


また、8月6日土曜日 14時~17時まで、より実践的な入門講座をアマナスペースでおこないます。
こちら、8名様までの少人数制  参加費は3000円ですが、マッサージテーブルを使用したり、簡単なハンドマッサージをしたりで、より深い内容でお届けします。
ぜひ、ご参加ください。詳しくは、こちらをどうぞ。

http://www.touchcaresupport.com/pdf/touchcare_kouza6.pdf
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# by reiko-koyago | 2011-07-15 11:26

9月、ブリータ・オストロムによるエサレンWS@高野山

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エサレン研究所公認講師であり、エサレン研究所早々期から関わり続けたエサレンの生き字引的存在のブリータ・オストロム女史。私にとって、人にふれることのもっとも重要なことを、学び続けてきた恩師です。
彼女の、人間観と叡智にふれる、エサレンボディワークの入門&アドバンスワークショップが、9月に関西の高野山の宿坊で開催されます。

皆さん、ぜひ、ご参加ください。
(早期割引は7月19日です。今回、オーガナイザーは、エサレンの後輩のBlessing いまのよしこさんです。初オーガナイズ、とても丁寧にお世話されておられます。入門には、私も少しお手伝いに伺いますので、初めての方も、気軽にご参加ください)


2011年 ブリータ・オストロム(エサレン研究所公認講師)、来日ワークショップ In 高野山
 
★Brita Ostrom来日サイト★
http://b-lessing.com/brita.html
モバイルサイト http://m.mysite-is.jp/blessing/brita.aspx

★イントロダクションコース*2011年9月16日-18日★

エサレンの特徴でもある"ロングストローク"をメインに、
受け手の呼吸に合わせ、ゆっくり、じっくり触れていくことを体験していきます。

全身のオイルトリートメントを主体とするボディワークの基礎の実技、
その他に太極拳やストレッチなどのムーブメントや瞑想と共に、
エサレン研究所独自の潜在能力を無理なく自然に引き出すアプローチでお伝えします。
エサレン®ボディワークに関心のある方、医療や看護など対人援助に関わる方、
あるいは、他の手技にエサレン的なアプローチを取り入れたい方に最適です。
もちろん、触れることが初めての方(初心者)も大歓迎です。

【日程】2011年9月16日-18日(2泊3日)

【場所】高野山・無量光院
※和歌山県伊都郡高野町高野山267
http://www.cypress.ne.jp/muryoko/
※お申込をいただいた方に改めて場所の詳細をお伝えいたします。

【受講料】49,800円
※7月20日以降ご入金の方は54,800円となります。
※引き続きアドバンスコースにご参加いただける方はトータルで10,000円オフとなります(早割り価格で両コース参加の場合109,600円となります)

★アドバンスコース*2011年9月19日-22日★

自分自身や受け手と"深く繋がる"こと
受け手のカラダに波長を合わせ受け手が発するカラダからの声を受け取るということ
受け手の深い場所に触れることを自分自身に許すということ
深い筋肉へのアプローチなどをオイルトリートメントと
ゲシュタルトプラクティスを通して体験していきます。

全身のオイルトリートメントを主体とするボディワークの実践をメインに、
ゲシュタルトプラクティスや瞑想、太極拳などのムーブメントと共に
エサレン研究所独自の潜在能力を無理なく自然に引き出すアプローチでお伝えします。

アロマセラピストの方やエステティシャンの方(オイルトリートメント実務経験者)など、
ご自身のトリートメントにエサレンのエッセンスを取り入れたい方に最適な内容となっております。
それ以外の方はご相談ください。
もちろん、エサレンボディワークプラクティショナーの方も大歓迎です!

【日程】2011年9月19日-22日(3泊4日)

【キャンセレーションポリシー】
1ヶ月前より以下のキャンセル料が発生いたします。ご注意ください。
◎1ヶ月前-15日前まで≫参加費の25%
◎14日前-前日まで≫参加費の50%
◎当日≫参加費の100%
※キャンセル受付後、上記キャンセル料を差し引いた金額をお知らせ頂いた口座にご返金いたします。。
※1ヶ月より前のキャンセルは全額より振込手数料を差し引いた金額をご返金いたします。
※また間際ですと宿泊代のキャンセル料がかかる場合もございます。

【宿泊食事代】
イントロダクションコース  16,000円(2泊5食付)
※引き続きアドバンスコースにご参加の方は+8,000円となります。
アドバンスコース      24,000円(3泊8食付)
※宿泊食事代はワークショップ初日に回収させていただきます。


【お申込は以下のフォームからどうぞ】
パソコンからはこちらですhttp://ws.formzu.net/fgen/S69409857/
携帯からはこちらですhttp://ws.formzu.net/mfgen/S69409857/
※フォーム送信後、こちらから入金先をお知らせいたしますので1週間以内にご入金ください。
ご入金完了後、正式にお申し込みが完了となります。
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# by reiko-koyago | 2011-07-13 13:10

源泉の光へ② フーマンとの出会い

フーマンの追悼リトリートに参加したことで、もう少し、この偉大のマスターとの奇跡的な出会いに関する、個人的な記憶を、私なりに整理しようと思います。

フーマン・エマミについては、ここ数年、フーマンのオーガナイザーで、伊豆のリーラスペースの主宰者でらっしゃる、キヨタカさんによるフーマンとの対話(個人セッションによる)を記録した書籍が出版されています。
詳しくは、「恩寵の扉が開くまで」の三部作をご覧ください。(キヨタカさんによるアジズについての書籍「アジズとの対話」もあります。リーラスペースのHPでも、その一部を読むことができます。http://www.leela.jp/) 

また、先日私が参加した伊勢リトリートを主宰された、Star of Heart さんのホームページにも、フーマンの言葉が著されています。http://www.starofheart.com/

いずれも、とても詳しく、フーマンのことを、伝えておられるので、ぜひご参考にしてください。

「恩寵の扉が開くまで」によるフーマンのプロフィールはこうです。
1964年生まれ、イラン生まれ。米国の大学を卒業し、エンジニアとしてボーイング社に勤務。子どもの頃から聖なる次元への回帰願望が強く、27歳のある日、ごく自然な形で光明を得る。最初はシアトルで魂を覚醒へと導く教師として教え、後にハワイ島へと移住。2005年、7月に他界する。


私は、2002年の2月に、インド、プーナ郊外のミスティックビレッジでのアジズによる2週間のサイレンスリトリートに参加したのち、はじめて、フーマンのリトリートに参加しました。それは、アジズと二人での合同リトリートでした。

はじめて、フーマンの姿を、見たとき、突然、激しい感動に襲われ、号泣しました。
アジズのサットサンガで、Who are You ? と問われたときと、同じように。。。
だけど、あの時以上に、どうしようもない、説明のつかないような、嗚咽でした。

フーマンを一瞥したとき、彼がこの世に存在してること自体が、奇跡だと感じたのです。
あまりにも、あまりにも、純粋すぎる魂が、この地上にかりそめ、とどまろうとしてくれている・・・。
あの時、私は、今思い返すと不思議なんですが、フーマンの背後に、聖母マリアのエネルギーが広がっているように感じました。聖母マリアの、無条件の愛、そして、慈悲によって、彼は、この地上にとどまり、かろうじで、この地上とつながっている・・・。そして、そのつかのまの滞在の間、決して多くはない数名の人間に、何かを伝えようとしている・・・。(なぜ、聖母マリアかというと、フーマンの風貌が、まるでイエス・キリストのようであったからかもしれません。あるいは、私の過去生にある、カトリック的な記憶に由来していたかもしれません)

もちろん、フーマンという実存そのものが、私のハートを開き、そこから大いなる涙がこぼれ出たのでしょうが、今から思うと、私は、どこかで、フーマンがそれほど長い間、この地上にとどまらない方であるということを、感じていたのかもしれないと思うことがあります。それから、3年後に、フーマンはボディを離れていかれます。
初めてフーマンの姿に出会ったときに、大泣きしているので、それから3年後に、フーマンがボディを離れたという知らせを聞いたときに、涙は一滴も出ませんでした。不思議なんですが、哀しいという感情も起こりませんでした。それは、フーマンという存在にとって、祝福なのでしょうから・・・。それに、その2か月前に私はアンマと出会っていました。(この偶然も、私にとっては不思議なめぐり合わせです)

号泣から始まった出会いだったせいか、私は、意図的に、フーマンに近づきすぎることを、自らに自粛しました。近づきすぎることに躊躇したというのか・・・。なぜか、そのほうがいいと感じたのです。(近づきすぎると、フーマンの強力なエネルギーとともに、私の肉体もおまた、この地上を離れていきそうに感じたからかもしれません。今から思うと、当時の私は、弱々しく、そして、繊細すぎました)


それでも、2002年の秋、9月。フーマンによる、ハワイ島での1週間のリトリートには、ぎりぎりになって(リトリートの一週間ぐらい前に)、参加することとしました。実際、私が最後の申し込み者で、一人キャンセルが出たので、かろうじで参加できたのです。

ハワイ島。ビックアイランド。
大自然の広がる島です。

広い空、大いなる海、風・・・。
その後、マウイ島に何度も訪れましたが、実のところ、私のハワイ体験は、中学生のころに行った家族旅行をのぞいて、このハワイ島から始まっています。

フーマンの一週間のリトリートが始まりました。
このリトリートに参加することは、私の今生の人生にプログラムされていたことだったのでしょう。
同年2月のアジズの2週間のリトリートとともに、本当に、深い体験でした。
今から思い返すと、あのリトリートは、まるで創世記のような、完璧な7日間でした。

それは、また、次回に・・・。



源泉の光にひれふします。
恩寵と感謝
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# by reiko-koyago | 2011-07-08 10:35

源泉の光へ① 伊勢リトリート/ アマテラスとフーマンに導かれ

被災地岩手から戻ってから、7月2日から4日まで、伊勢内宮宇治橋近くの青少年研修センターで、瞑想リトリートに参加していました。2泊3日のサイレンスリトリートです。一週間のうちに、被災地と伊勢とが同時に起こることに、我ながら自分自身の生き方に、おかしみがおこります。偶然とはいえ、不思議なめぐり合わせです。でも、それが私の人生なのでしょう。
到着した夜に、五十鈴川での禊、翌日早朝には、伊勢内宮での正式参拝(御垣内参拝みかきうちさんぱい)をさせていただきました。

五十鈴川では、古き女神の、瀬織津姫様の清流に抱かれ、心身の汚れを洗い清め、早朝の伊勢内宮では、美しく晴れきった清らかな太陽の元、御垣内の聖地に入らせていただき、その純粋な光に包まれ、大宇宙の女神、天照大神様のもと、この世の平安を祈りました。


私達を、ここ伊勢の地へと導いたのは、2005年にこの地上を旅立った、フーマン・エマミという名のマスターの御霊です。フーマンの秘書であるダニエラが、フーマンの旅立ち以降、はじめて、フーマンの遺骨を胸に日本を訪れ、その地をフーマンゆかりの伊勢としました。

私は、2002年の9月、このフーマンのもとで、7日間のサイレンスリトリートを体験しています。
この時の体験は、同年2月の、アジズのもとでの14日間のサイレンスリトリートと同様、私にとって非常に重要な体験です。


私は誰かのハートの純粋性を知る時、恩寵がただちに降りてくる。   by フーマン・エマミ


”私は誰なのか?”

このことを知ろうとする心は、魂の純粋性に促されます。
私達は、日頃、この魂の純粋さそのものを、忘れてしまいがちで、
だから、自分が何者であるか?という問いかけすら、遠く感じます。


私がそのことを、自分に問いかけたのは、2001年の5月。
初めて、アジズと出会ったときの、彼のサットサンガの中でした。
突然、彼の、この言葉が、私のハートに届き、涙が止まりませんでした。

" Who are you ? "


アジズのこの問いかけが、私のハートの扉をたたきました。
私はそのことを知らない自分を知りました。
この孤独、不完全感、存在の悲しみ。。。
喉の奥から、嗚咽が起こり、ただ、号泣しました。
私のハートは、涙で洗い流され、その時、ほんの一瞬、やわらかくなったようです。
そこに、恩寵の光が射し込みました。

恩寵とは、ある時、思いがけないとき、思いがけない言葉で、おとずれるもののようです。
それは、ハートの扉を通り、おとずれるのだということも、その時、体験しました。

私が本当のところ、何者であるかを、探求したいという欲求は、数日後に開催される、アジズの瑞岳院という山の上の禅寺でのリトリートへと誘いました。
私は、何者であるのか?
それは、私が日本人であったり、誰の娘であるとか、どこの学校を出たとか、あるいは、誰の妻であったり、どういう仕事や立場であったりとか、そういうものを超えたもっともっと根源的なところにあるものです。それは、もはや、名前もなく、形もありません。
私達の魂が、どこからやってきて、そして、どこへ行くのか?に似ています。
いえ、それよりも、もっと、「今」に根付くものです。




2001年の5月
アジズのサットサンガでの、who are you ? の問いかけに号泣し、そして、その後、アジズの瑞岳院でのリトリートに参加し、そこで、大いなる恩寵の体験を得るまでの、その間に・・・。

私は、小学校の時の修学旅行以来、はじめて、伊勢に訪れています。
なんの気もなく、ただ、年老いた両親が、伊勢に行きたいというので、それに同行しただけでしたが、

20年ぶりに伊勢内宮の宇治橋の前に立った時の、あの、奮い立つような感動と懐かしさは、忘れられません。その旅では、外宮・猿田彦・内宮・月読宮・大和姫…とめぐり、そして、最後には、奇跡のような導きのもとで、志摩の伊雑宮へと、たどり着きました。

その伊勢の旅から数日後、私は、山梨県の山の中の禅寺、瑞岳院へと向かいました。
アジズのリトリートに参加するためです。
はじめての瞑想。はじめてのサイレンスリトリート。
一切、周囲とコンタクトをとらず、自分の中にいること。おしゃべりもアイコンタクトも不要です。
そのことは、私に大いなる安らぎを与えてくれました。
それは、”私 I am ” へと向かう扉が開かれたことを意味します。
そこにくつろぎ、そこに安らぎを得ます。
瑞岳院の山の空気はすがすがしく、とても、気のエネルギーの高いところでした。
最初の3日間は、マインドが灰汁のように浮上しますが、3日もすぎると、マインドのほうが飽きてきたようで、退散しはじめます。 ただ、そこに在る、くつろぐことに、心地よさが、徐々に私をつつみます。
瞑想と、気功とボディワークを通じて、私は心身の統合の感覚を味わえるようになりました。
そして、その後に、ある奇跡が私に起こりました。
あれは、恩寵だったのでしょう。。。
あるいは、文字通り、”光”だと言ってもいいでしょう。
(でも、悟りとか光明とかではありません。私はこういう伝統的な言葉はちょっと苦手なんですよね。ただ、文字通りの”光”そのものでした。それなりに伝統的な文献をあたってみると、なんらかの説明はつくようなのですが。。。でも、もういいんです^^。とらわれることから卒業しようと思います。)

私は私であり、そして、私を超えたもの。
全一性(wholenes)
そして、何かに溶けつつある感覚と同時に、すべてはつながっているという感覚・・・。
身体だけでなく、意識もそうでした。
私は、その時、私が何者であるのかを、体験として味わいました。
それは、”言葉”では、名づけれないものです。



それを名づけれないということを、あの時、知っていれば、よかったのですが、
残念ながら、私のマインドは、その大いなる体験を、なんとか説明したい、名づけたいというエゴにからわれました。
名づけれないものを、名づけようとすることは、根本的に間違っています。
その名づけようとするマインドの力が、あっというまに、私を日常の、普段とかわらぬ私へと戻しました。
(でも、それでよかったのだと思います。そうでなければ、私は精神が破たんし、病院送りとなってたでしょう。沈黙は私を守ってくれました。)

あれは、偶然与えられたものだったようです。
そう、私は、悟ってなどいません。
ただ、あのとき、光が通過しただけです。

不安・怖れ・恐怖・懐疑・・・。
その人間らしい生業から、私は自由にはなりませんでした。
ただ、この世には、そういうことがあるらしいという実感は、大きな心の支えになりました。
そして、あのようなことが、二度とおこらないことも、なんとなくわかります。
少なくとも、肉体をもつ間は。

ただ、その後、還るところがあることを、知りました。
それを知り得たことも、あの体験があったからこそでしょう。。。。

あれが2001年の5月。
おもいおこせば、ちょうど10年目なんですね、今年は・・・・。

blessing for my soul ....





でも、あの時の私は、その体験にとらわれて、さらにそれを深めたいと願い、
あれから、なんどもリトリートに参加していきました。
(もしかすると、もう一度起こるかもしれないという淡い期待を胸に・・・)

もちろん、二度とおこりませんでしたが、それは、それで、素晴らしい体験でした。
その後のリトリートは、主に浄化であり、カルマの解消が主な理由だったと思います。

とくに2002月2月のインド、ミスティックビレッジでのアジズの指導のもとに過ごした2週間のサイレンスリトリートは、本当に、しあわせな体験でした。あの平安。あの、喜び。。。あの美しさ・・・。
私が人生で、もっとも幸せだったと感じれる、最高の時間の記憶がそこにあります。


おっと、アジズのことだけで、話がいっぱいになりました・・。

少し長くなったので、続きまた次回に。

次は、表題にあるように、フーマンエマミのことを、語りたいと思います。



謹んで、源泉の光に、ひれふして・・・。
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# by reiko-koyago | 2011-07-07 12:08

6月27日から29日まで再び被災地に行ってきました。

 被災地でのタッチケア支援活動第二段です。
 今回も、前回同様、「ゆいっこ花巻」さんにお世話になりました。
 花巻と大槌町の避難所でのハンドマッサージとタッチケア施術支援に加え、今回は、仮設住宅の問題点について、ゆいっこさんのメンバーと語り合いました。

 詳しくは、こちらのタッチケア支援センター公式ブログをご覧ください。
 http://touchcare.exblog.jp/15867748/

 
 ★

 支援に行きながら、毎回、東北の自然と共に暮らす人々の力強さに、逆に心打たれます。
 それだけに、皆様の故郷が、一日もはやく復興してもらいと願います。

 瓦礫もまだ撤去されておらず、夏の暑さで腐臭とハエの発生が激しい被災地の風景でした。
 震災からまだ3か月余り・・・。
 まだまだ先が見えない苛立ちが募ります。
 しかし、あきらめずに、希望をもって、すすんでいきたいと思います。

 ゆいっこ花巻さんは、本当に、きめ細やかな支援をなさってる団体です。
 皆さん、ぜひ、応援してください。
 http://yuicco.com/


 
 
 
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# by reiko-koyago | 2011-07-01 23:34

amana space &NPO法人タッチケア支援センター代表の中川れい子(旧:こやごれーこ)メッセージブログです。お問い合わせは mail@amanaspace.com 。 HP http://www.amanaspace.com/ http://touchcaresupport.com/
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