2026年 01月 05日
TOUCH in GRACE ®着衣でのワークショップ ~エナジー・ワークという慈しみのTOUCH を探求する~
私自身、25年間、問い続けてきたテーマです。
2026年 01月 05日
2026年、中川れい子 エサレン®マッサージ、他、個人セッション
2026年版
エサレン®マッサージ&ボディワーク&SOMETHING
中川れい子 個人セッション メニュー
施術場所:兵庫県尼崎市(アマナスペース)
呼吸は<風≫
からだの中の水は<海>
身体という<宇宙>に触れて
全体へと回帰する旅を
エサレン®マッサージを通じて
ご案内します。
ふと、気がつけば、エサレン®マッサージ&ボディワークの施術を積み重ねて半世紀が過ぎました。昨年、2025年はエサレンマッサージの入門ワークショップのティーチャーの資格も取得。2011年からのNPO法人タッチケア支援センターでの“タッチ”の探求とも重なりあって、私自身の施術への理解と施術力も一層深まってきたように思います。今なお、エサレン®マッサージを実践し、愛し続けて27年。今年も、エサレン®マッサージの個人セッション、よろしくお願いいたします。(中川れい子 旧こやごれーこ)
お申し込み・お問合せは
こちらのフォームからどうぞ。
【中川れい子のエサレン🄬マッサージ】
ゆったりとした波のリズム、呼吸と共振する”ゆらぎ”、今・ここの”気づき”とともに、全身をときほぐし、身体に流れる道筋をつなげながら、ボディ&マインド&スピリットの統合へと誘います。また、多彩なマッサージ・テクニックを通じて、筋・筋膜・骨格・関節などを丁寧に解きほぐし身体構造のバランスを回復しながら“神経系”の再構築も促します。お一人お一人、丁寧なカウンセリングのもとでその方に応じたオーダーメイドのセッションを、今年もご提案させていただきます。自分自身のケアと回復、新しい自分との出会い、そして人生のご褒美としても、お選びください。全身のオイルトリートメントですが、丁寧にカバーリングしますのでご安心ください。着衣でのメニューもありますので、気になる方はご相談ください。また、ご希望に応じて、オプションとしてタロット・カードのセッションもどうぞ。エサレンのセッション前に受けいただくと、人生の変容のプロセスを促します。
【エサレン研究所とエサレン®マッサージ】
米国カリフォルニア州、太平洋沿岸のビッグサーという地に1962年に開設されたエサレン研究所は、ヒューマンポテンシャル(人間性回復)運動の本拠地として有名で、そこでは、心理学と東洋的なヨガや瞑想、氣功、合気道、禅等のエッセンスがまじりあい、”今・ここ”の気づきとプロセスを重んじる、独自の文化が展開しました。Esalen とはその地に暮らしていたネイティブアメリカンの部族の名前で、意味は”お湯の沸く泉”です。文字通り、エサレン研究所では、太平洋の臨む温泉で有名で、エサレン®マッサージは、その地で熟成されていった、全身のオイルトリートメントの技法で、波の音、呼吸、、自然界のゆらぎとともに、多彩なマッサージテクニックを、今ここの”気づき”と一方的にならない双方的なコミュニケーション、そして、ボディ&マインド&スピリットの統合と癒しを促す、Healing Art として世界的に有名です。
「エサレン®マッサージは、単なる治療的な施術というよりも、内側へと向かう旅です。長くつながるストローク、ゆったりとしたペース、そして間(ポーズ)を通して、私たちは本来のバランスとアラインメントの状態へと立ち戻るよう招かれます。変容は、深部組織への強いワークによって起こるのではなく、施術者と受け手とのあいだに生まれる能動的な参加と関係性の中で起こります。施術者の手が注意を導くことで、その気づきがリラクセーションと変化を呼び起こします。そして必要に応じて、より深く、より具体的なワークが行われます。この温泉の地で育まれてきたこのマッサージは、身体が「心地よい感覚」の中で自然にほどけていくことを大切にしています。身体と心はひとつです」Esalen Institute HPより引用

【このような方に特におすすめいたします】
*ストレスや疲れや肩こり、不眠等、身心の不調やアンバランスに悩む方。
*身体への気づき、対話を深めたい方。
*身心のバランスを回復し、日々のパフォーマンスを向上させたい方。
*人生の転機の時、自分自身の潜在意識の可能性を深めたい方。
*エサレン🄬マッサージ、エサレン研究所、ソマティクス、タッチケア等にご関心の方。
*トラウマや喪失・グリーフ等にお悩みの方も、ご相談ください。
【このような場合もお気軽にご相談ください】
*更年期特有のお悩みをお持ちの方。
*うつ・PTSD・喪失の回復期、摂食障害、発達障害、不安神経症の方もお気軽にご相談ください。
*がんの既往歴のある方は、施術時にご相談ください。安全にご対応いたします。
*4か月から8か月の間の妊産婦の方、産後すぐの女性の方、ご相談ください。
*18歳未満のお子さんへのボディケア、オイルトリートメントもメニューもあります。
*こころにやさしいタッチケアを体験したい方にも、メニューを作りました。
(心身の状態によって、施術時間を短めにすることがあります。着衣のままでの施術も可能です。
その際は、料金も調整いたしますのでお気軽にご相談ください)上記のセッションのお申込みフォーム
【セッション会場】
amana space (兵庫県尼崎市、JR神戸線“立花駅”(大阪から3駅)から徒歩7分)
下町のあたたかな雰囲気に現れる、藁入り漆喰と自然素材のナチュラル空間。シャワー・ルーム完備、暑い夏もオイルマッサージをお楽しみいただけます。寒い冬はしっかりとあたためてお届けします。

【セッションの流れ】
まずはお茶をいっぱい。ゆっくりくつろぎながら、問診とカウンセリングをさせていただきます。すべてのエサレン®マッサージ・セッションには足湯(15分)の後に行います。(ご希望に応じて、セッション前にタロットカードのセッションを加えることが可能です。その場合は、下記の料金に+2000円となります) 終了後も、急がす、じっくり自分を感じて、調えてからご帰宅ください。
【セッション代金について】
当日現金かpaypayの使用も可能です。
インボイス番号(T1140001118495 株式会社ホールネス)
【セッション・メニュー】 2026年版
ご来店くださってから決めていただいても結構です。ご参考にしてください。
下記の金額は、消費税込みの金額です。
●エサレン®マッサージ&ボディワークのセッションメニュー●
① 海のコース (エサレンの施術100分、全体で150分) 19800円(税込み)
全身をトータルに施術する最もスタンダードなコースです。
② 森のコース(エサレンの施術 70分 全体で 120分) 16500円(税込み)
背面を中心に、主に肩回りを集中的に施術するコースです(集中する箇所は相談に応じて)
③ 月のコース (着衣での施術 60分 全体で100分) 13200円(税込み)
エサレンマッサージのエッセンスをベースに着衣のままの“こころにやさしい”施術です。
④ 上記のコースに、タロットカード・リーディングセッション(20分2200円)、フェイシャル・オイルトリートメント(20分2200円)をプラスαすることが可能です。
●その他のメニュー●
④ 上向きコース (顔・頭部とデコルテ、全身の統合 60分全体で100分) 9800円(税込み)
疲れがたまりやすい、お顔とヘッド、デコルテや肩回り集中コース。
⑤ オンコロジー・コース (がんの治療中、回復期の方に 60分 全体で100分) 9800円(税込み)
丁寧に問診を経て、お身体の回復と自然治癒力を促す施術を安全にお届いたします。
⑥ 母のコース (妊娠中、産後の方へ。施術時間約50分 トータルえ90分) 9800円(税込み)
妊娠(4か月~8か月)、産後1年未満の方へ。横向けを中心に安心安全な丁寧な施術を。
⑦ キッズ・コース (6歳以上18歳未満のお子様へのボディケアとエサレンマッサージ)
お子様の発達や身心のバランスが気になる方にお勧めします。
キッズ・ボディケア 40分 6600円(税込み)
キッズ・ボディケア 60分 8800円(税込み)
キッズ・エサレン(オイル) 60分 9900円(税込み)
⑧ こころにやさしいタッチケア、施術体験コース 45分 5500円(税込み)
中川れい子考案の、エサレン的なタッチケア“こころにやさしいタッチケア”の施術を体験したい方にお勧めです。(施術内容は、座位でのハンド・肩・背中・フット等)
⑨ タロットカード・ヒーリングワーク・コース 60分 9900円(税込み)
象徴・夢・イメージが凝縮されたタロットカード。リーディングすることで運命の歯車が動き始め、人生のナラティブが広がります。人生でお悩みの時にどうぞ。(エサレンのセッションに加える場合はエサレンのお代金に+2000円)
⑩ カウンセリング・コース 60分 9900円(税込み)
じっくりとお話を伺いながら、心の内側を整理することをお手伝いをいたします。必要に応じて、ソマティック(身体的な)なワークをご提案します。
⑪ オンライン・セッション 60分 8800円(税込み)
遠方の方には、オンラインセッションをお勧めします。カウンセリングとセルフタッチング、ソマティックな気づきのワーク、あるいは、タロットカード・リーディングセッション等をあわせてお届けします。
お申し込み&お問合せは
こちらのフォームからどうぞ。
*フォームが機能しない場合は、こちらにご連絡ください。
メール touchandhealing121*gmail.com (*を@に代えてください)
電話 09019663819
【セッションをお受けくだる皆様へ】
*セッションは治療行為ではなく身心の気づきと自然治癒力を向上するサポートとなるものであることをご理解ください。
*お熱や咳のある方、ご体調に不安のある方は、ご遠慮ください。
*心身上の問題で、特に考慮することがあれば、事前にお知らせください。
*状況に応じて、医師の許可がない場合等、セッションをお断りすることがあります。
*メールでのやりとりや、当日での面談で得た個人情報は守秘義務を守ります。
*キャンセルの場合は、必ず事前にお知らせください。やむを得ない場合以外の当日キャンセルは、キャンセル料を100%とさせていただきます。
【中川れい子 プロフィール】

エサレン®マッサージ&ボディワーク認定プラクティショナー&教師
「こころにやさしいタッチケア講座」「Touch in Grace」創設者
著書「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)「オトナ女子のおうちセルフケア」(秀和システム)
兵庫県出身、関西学院大学文学部美学科を卒業後、塾・予備校等の教育産業に10数年従事(大学受験の日本史を担当)。阪神淡路大震災の被災体験とボランティア活動をきっかけに、心と身体のつながりをもとにする癒しを探求することに目覚め、1998年よりボディワーク、ボディサイコセラピー、カウンセリング、ヒーリング等を学び始める。1999年、日本で最初のエサレン®マッサージ&ボディワーク認定コースに参加。翌年認定を取得しエサレンマッサージ認定施術者として自宅開業し、ひたすらにセッションを積み重ねる。また、オーラ・ソーマ、タロットカード、クリスタルヒーリング等も学び、五感を通じて潜在意識を広げるワークを得意とする。
自宅セッションをひたすらに積み重ねる間に、2001年に瞑想とも出会い、”今・ここ”の存在の限りない深みと目覚めを深める。2003年より再びエサレン研究所にも足しげく通うようになる。2005年より、当時、エサレンの認定コースを主宰していた編カンパニーのオーガナイズによる、エサレン🄬マッサージ講師、シャー・ピアス先生の入門・アドバンスワークショップの関西コーディネーターを担当。2007年、シャー・ピアスと共に学ぶエサレン研究所ツアーをオーガナイザーとして開催。その後、シャー・ピアス氏のオーガナイザーとして、エサレン🄬マッサージ&ボディワーク、入門・アドバンス、認定コースを主宰(認定コース主催は、2012年~15年で終了)
また、触れることの様々な効果を実感し、その普及・教育・ボランティア団体として、「やさしくふれると世界はかわる」をテーマに2011年NPO法人タッチケア支援センターを設立。同年、エサレン🄬ボディワーク等、身体感覚の気づきを重視するソマティック教育をもとにした、安全で心地よく、対人援助に役立つ「こころにやさしいタッチケア講座」を考案。
高齢者施設・がん患者会・緩和ケア病棟・産科等での施術会や、発達障害・精神障害の方の地域活動支援センター、うつ回復期の方の就労支援センター、疼痛患者の会や、依存症の会など、様々なフィールドで、タッチケアの施術や、セルフケアやタッチケアの指導にあたる。
また、自分自身を調え、自らを慈しむことを深める“セルフタッチング”のワークを考案し、その普及活動を行う。
2022年「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)を出版後は、セルフタッチング指導者養成講座も展開。
エサレン®ボディワークを中心とする個人セッションも、関西・関東で引き続き行い、またエサレン・スタイルの全身のオイルトリートメントのオリジナル・メソッド、“Touch in Grace”を開講している。
また、米国ホスピタルベイスドマッサージ公認講師、キャロリン・ターグ氏を招いてのオンコロジータッチセラピー講座、グリーフケアのためのタッチセラピー等の講座をオーガナイズする。
2021年3月に、山口創氏との共著「オトナ女子のおうちセルフケア」(秀和システム)を発刊。2022年12月、単著で「みんなのセルフタッチング」(日貿出版社)を発刊。2023年6月、「わが国におけるポリヴェーガル理論の実践」(岩崎学術出版)で、産後のタッチケア・トリートメントについてのコラムを寄稿。月刊「クーヨン」2023年5月号(クレヨンハウス)、他、雑誌「セラピスト」等にも寄稿
2025年 12月 21日
紀の川を遡る、雨の日の観音巡り
大阪府最南端“岬町”から“紀の川”を超えるとそこは紀州、和歌山県。西国三十三か所観音霊場第二番札所の“紀三井寺”へ。エサレンとこころにやさしいタッチケアの仲間である頼久起子さんがずっと車を運転してくださいました。あいにくの雨でしたが、ありがたいことに激しく降る時は車の中で、お寺の境内を歩く時は小降り。紀の川と雨の水と空気が溶けあってまるで水底を旅するかのよう。そういえば昨晩宿泊した岬町のお宿の名前は“龍宮館”。古いお宿ですが、お庭の綺麗なお部屋にしてくださり静かで穏やかな休息の時間をいただきました。朝、くきこさんが車でお迎えいただき、水の中を旅するような観音巡礼の時間が始まっていきました。
三十三か所の観音霊場の第一番札所は、同じ和歌山県の那智勝浦、熊野那智大社にある“青渡岸寺”から始まります。実際、西国三十三か所観音霊場を私も巡ろうと心に決めたのは青渡岸寺でした。那智の青渡岸寺で購入した御朱印帳と白衣観音さんの掛け軸を巡礼の時はずっと持ち歩いています。
ただ、一番札所を巡ってからは順番通りにはいかず行き当たりばったりのお詣り。まだ半分ぐらいしか辿り着いていません。両親は、西国観音巡礼を非常に仲良く巡っていました。おそらく観音様巡りは共通の“信仰”であり“楽しみ”だったのでしょう。仏壇の隣には両親が巡ってきた巡礼の御朱印が押された観音様の掛け軸が飾られていて、なぜかこれを眺めているとほっとします。父の田舎ではお盆や法事の時はご詠歌を謳う習慣があり、西国三十三か所観音巡礼は関西に暮らす我々にとっては心の拠り所のようなところがあります。
さて、二番札所、紀三井寺。ようやく、一番から二番へと進むことができました。順番にそれほど意味があるとは思ってはいませんですが、巡礼の一番から3番まで和歌山県。始まりは那智勝浦の那智の滝、すなわち“熊野”であることに今更気づきます。
20年程前にクリスタルヒーリングの合宿で那智の滝近くの宿坊で滞在しました。その時に、夜の那智の滝を拝むことができました。
まるで、真っ白な巨大な観音様が聳え立っているかのように見えました。夜の暗闇の中で、姿を現してくださったのでしょうか?
那智の滝を見てまるで、「白い観音様に見えますね」と呟きましたら、その時の引率の先生が「あれは、昇華したイザナミの姿じゃないですかね」と。なるほど・・・と思いました。
いったい、どれほどの情念や想いが昇華すれば、あのような姿となるのか。。。那智の滝から、東に進み、熊野川を超えたあたりに、イザナミの墓と言われる巨石、“花の窟神社”があります。熊野の海の潮風があたる巨大な子宮のような巨岩。その旅の一番最後に、その海岸で潮に吹かれ自分自身の想いも浄化され、再生されていくのを感じました。これがあの白い観音様が導く熊野の“蘇りー黄泉がえり”なのか。
那智の青渡岸寺を一番札所としたのは、西国三十三か所観音巡礼の中興の祖、平安中期の“花山上皇(法王)”ですが、花山上皇は熊野詣を本格化していった方でもあります。花山天皇が藤原北家の陰謀に貶められて天皇を退位に追い込まれたのは昨年の大河ドラマ“光る君”で物語れましたが、その後、世をはかなみ、熊野にしばし籠ってから再生していき、政治の表社会ではなく魂の裏側を歩み、熊野詣と観音巡礼を本格化し、庶民の信仰として後の世に伝えていきます。なので、西国三十三か所観音巡礼の元型はおそらく“熊野詣”なのでしょう。
夜の那智の滝がくっきりと白い巨大な観音様の姿に見えたので、那智の青渡岸寺が一番札所であることにまったく異存はありません。そして、那智勝浦には“補陀落寺”があります。
青い海の向こうには、補陀落渡海浄土があり、観世音菩薩がそこにおられる・・・という渡海浄土の信仰がありました。実際、那智の海から多くの僧侶たちが船で食べ物をもたず、観音様の浄土を目指して海へと船で放たれて即身成仏していったという記録が残っています。
那智の滝に向かう手前にある、那智の海に近い補陀落寺は、とても興味深いお寺です。那智の滝と熊野の海をつなげるようなお寺です。そして、その境内には丹敷戸畔(ニシキトベ)のお墓と記された石碑があります。
丹敷戸畔(ニシキトベ)は神武天皇が上陸する以前の熊野の女性首長の呼び名だと言われています。魏志倭人伝に登場する卑弥呼のような巫女的な女性リーダーであったという説も。古代の日本は女性シャーマンが人々を導いていたのでしょう。
そして、神武天皇は熊野から上陸し、その土地にいた人々を征服しました。女性リーダーであったニシキトベは、その霊力が復活しないために身体をバラバラにして殺害し、埋めたといいます。私の聞いた限りでは、ニシキトベのお墓と言われる場所は、那智・新宮、そして串本。
ところで、今日訪れた、和歌山市の紀三井寺。
紀三井寺は、“名草山”の中腹に建つお寺です。
名草といえば、紀の川から、南部のあたりに、ニシキトベと同じく、霊的な女性首長の名前として、名草戸畔(ナクサトベ)の存在が記録に残ります。
大和に入るのに、河内の国からの上陸を阻まれた神武天皇は、紀伊半島へと南下し、おそらくは紀の川からの上陸を目指したのでしょう。しかしそこでもナクサトベ達に阻まれます。伝説によると、ナクサトべも身体を3つにバラバラにされて葬られたとあります。
西国三十三か所観音巡礼は、ニシキトベのお墓と言われる熊野、特に那智の滝をのぞむ青渡岸寺から始まりましたが、もしかしたら、それは神武天皇が滅ぼしたニシキトベの鎮魂の巡礼から始まったのではないか?とも想像してしまいます。
西国三十三か所の一番札所はニシキトベ、二番札所はナクサトべがかつて信仰していた聖地に建つお寺ならば、観音巡礼は、かつての女性達のはかりしれない無念と抑圧、情念の鎮魂から始まったのかもしれません。観世音菩薩に本来性別はありませんが、日本での観音のイメージが女性を象徴するのもうなずけます。
紀三井寺は、名前の通り、聖水の沸きでる井戸があります。今日は雨で訪れていませんが、奥の院は弁財天。すぐそばに大いなる“紀の川”が流れます。観世音菩薩は、水の神、川の神、海の神と神仏習合した姿でもありますね。紀三井寺の本尊は秘仏、十一面観世音菩薩。
第三番札所は、紀の川を北へと進んだ中流のあたりの山腹にある“粉河寺(こかわでら)”
粉河寺といえば、鎌倉書記の絵巻物である国宝『粉河寺縁起絵巻』で有名ですね。それぐらいの知識しかなかったのですが、訪れてみて驚きました。見事な伽藍の豊かさで、かつてこの寺院が、どれほど人々の信仰の拠り所であったのかが伝わります。訪れてみないとわからないものですね。実に立派なお寺です。
こちらのご本尊は、千手千眼観世音菩薩様。霊験あらたかで人々の苦しみを救ってきた数々の伝承が残ります。紀州といえば、徳川御三家ですから、近世も徳川紀州家が寄進し続けてきたのでしょうが、それだけ信仰の集まるお寺だったのでしょう。
紀三井寺もですが粉河寺も、桜が見事でした。雨が降っていても、今日は気温が高く、雨に濡れた桜の枝には、もうすぐつぼみが膨らできそうに見えました。紀伊の国は、春が訪れるのが早いのでしょう。
有料となりますが本堂の中も、参拝できます。こちらも見事な仏像が。ご本尊の秘仏である千手観音様は拝観できませんが、ずっと車を運転してくれていた頼久起子さんと一緒に前に座ってしばしお祈り。とても静かで深い時間が流れていきました。
くきこさんが、タッチケアを通じて、千の様々な人の手を、これから育んでいきましょうと、千手観音さんのメッセージを受け取ったみたい。千ということは500人? それなら、なんだか、叶うような気がします。くきこさんをはじめ、伝えてくださる方をもっともっと、輪を広げていきたいなぁと思いました。これが、新月の翌日、冬至の直前の祈り。
粉河寺も、もともとその土地に根付いた信仰やエネルギーが仏教が伝来してから観音信仰へと発展していったのでしょう。粉河寺の裏側に、産土神社がありましたが、この神社さんがまた良かった。
このまま、紀の川をさらに上流に上ると、四番札所の施福寺がありますが、西国三十三か所、最大の難所で石段の数が半端ないそうなので、今日は雨ということでまたの機会に。五番札所は、大阪の葛井寺。行基が製作したという本当に千本の腕のある千手観音さんが毎月18日に御開帳されますが、この観音様は圧巻でした。次は、4番、5番とお詣りしたいと思います。
私達のドライブ旅は、さらに紀の川を遡り、橋本まで。
西国三十三か所観音霊場ではありませんが、紀の川といえば空海のお母様をお祭りする“慈尊院”。女人禁制の高野山には入山できないけれど、その麓の紀の川沿いならばとお母さんが滞在した地。なので、女人高野のひとつです。月に九回、高野山から空海がお母さんに会いにいらしたので、九度山という地名が残っています。雨の慈尊院は、実は2回目。何度も、お詣りしていますが、ちょうど1年ぶりとなりました。
慈尊院さんには、不思議なご縁がありますが、今日は長くなるので。毎回、ご住職さん父子もよくお話してくださるので、お詣りするたびに、新しいお話が聴けます。今日は、室町時代の“妙音尼”という女性の話を知りました(これも長くなるので、またの機会に)
紀の川をはさんで、慈尊院さんの対岸のあたりに奇跡のお水で有名な“ゆの里”があります。今年に入り、2度、宿泊しました。2度目はブリータのエサレンマッサージとトラウマのワークショップで。昨年も含めると、ゆの里さんには、3回目です。そのたびに、身体にしみこむお水のうるおいと共に、“紀の川”を眺めていました。
今日は、雨のおかげで、水を通じて、紀の川とつながりあい、古代の川の女神と観音信仰とがどのように混ざり合っていったのかに、思いをはせることができました。
色々な意味で、今日は、紀の川さんにお礼詣りが出来たなぁと思います。
2025年 09月 09日
10月Touch in Grace 産後の方へのサイドワーク~ゆったりと自分に戻っていくケア~
2025年 05月 02日
ご感想集ー2024年、中川れい子指導のエサレン入門WSにご参加の皆様より
●人の「からだ」へ、直接的に、触れる・触れられることが「いのち」そのものへダイレクトコミュニケーションする感覚であること。「本来の自分を取り戻す」を、深く味わえました。
わたし自身は「ことば」「存在」により、それをしてきた人間ですが、より直接的で、神聖で、非常なpowerfulさを感じられた時間でした。
●わたしはつい、修行っぽいことに走りがちなんですが、今回は、参加者が女性ばかりだったからか、もっと自由で、柔軟で、直感的でもいいと教えてもらった気がします。
●エネルギーがあること、感じることも出来るようになってはいたけど、どこか腑に落ちない部分があり、〇〇ヒーリングというものをいくつか学んでみたものの、なかなか落とし込めない私でしたが、最後の日の着衣のワークが終わった直後にれい子さんから『エネルギーはここにあるのよ、相手のおかげというよりも自分自身が感じているのよ』という言葉にストーンと腑に落ちました。
●マッサージのタッチの質が「その人の在り方」をそのまま映し出すこと。触れられただけで涙が出る感覚や、安心する、深い眠りに落ちる、またその逆で、雑に扱われている、そわそわする感覚。すべてのタッチの質が、わたしの中で何かを思い出させてくれる稀有な経験でした。
●安心安全な場である事ができると、くつろぐ事ができると体験しましたので、さっそく、帰ってからカウンセリングの場面でもいつも以上に安心安全を感じていただけるように、場を設定したり、セルフタッチングを取り入れて体への気づきを深めてもらったり、家族に触れる時にワークショップで学んだ動きを取り入れたりしました。
●とても充実していました。こんなにも楽しいことってあるんかいな?と思う程。わたし自身、今回はとにかく「楽しむ!」に重点を置いていたので、筋肉等の知識的なことへの熱心さや、習熟度は薄いかと思いますがそれでも、施術して頂く、からだを触れて頂くことで、それらをなんとなく学べるというのも価値があったように感じています。
●相手に触れる前の身体を整えるところから尊敬と慈しみをもって関わっていくことが大事なことを実感し、今後セッションする際にも心掛けたいと思いました。ついつい手順に心が奪われてしまいますが、そうならないようにするためにも回数を重ねることは有効な手立ての一つと納得しました。また、自分自身を感じる事、解放することについても、それがとても大切で、touchの質にもかかわってくるなあと感じることができました。エサレンの波がタッチの生みの親という言葉は印象に残っています。大自然を心に浮かべながら探求できるようになりたいものです。
●全体として、不安なく、楽しく、できたー!という感じです。オイルマッサージの密着感、参加者の皆さんがいろんなことを大切にされて集まってきてた感じ、が印象的です。れい子さんが、全体をみながら、みんなの無理のないように、エッセンスを大切に、クラスを進めてくださったり、スッと横にきて、存在を持ってマッサージを教えてくださったのが、すごいなぁと思いました。
●はじめてのオイルマッサージでしたが、デモは流れをみているという感じで、交換セッションが、そんなに不安なくできてしまったのが不思議です。細かいところは、分かってなかったり、もうわすれてたりします。毎回、ペアを変わったのも良かったです。慣れている方にはいろいろ教えてもらえたり、初心者どうしでも、自分達でも何かできるんだ、と思えました。
●音楽が最高でした。また、それに合わせてのムーブメントが最高で、時にはひとりで、時にはペアーでと、離れたり、くっついたりと、その繋がりを感じることがとても良かったです。それが 施術へと活かされていくことも体験できました。
●何の制限もなく、クライアントを感じながらのセッションは、もう美しいとしかいいようがありませんでした。見るだけで呼吸が深まり、至福の世界へと誘われました。特に今回、モデルの 方が妊娠後期の方だったので、横向きでのセッションの豊かさに感動しました。いのちに触れるタッチの豊かさと、その美しさにも感動でした。横向き(側臥位)での施術を取り入れてみようと 思いました。
●さっそく翌日の仕事では、力を抜くことや呼吸を合わせること、グラウンディングなどを意識して臨むと、より施術が楽しくなりました。自分で実践していく時間(修行とおっしゃってたかたもおわれましたね)がしばらくあって、また確認やアップデートのために、ワークショップに参加して、と繰り返せれたら嬉しいなぁと思います。
●目の前の方の存在を肉体を通して、命にふれること、細胞のひとつひとつのゆらぎを感じていき、個性を大切にして、ジャッジせずに生きること。つながり、気づきをもたらし、統合するセッションをしていきたい。
●あるがままで、私であること、その命そのものを尊重し、大切にしていくこと。
●人生の分岐点に参加できてよかったです。サロンをすることも、生きていくことも不安になっていたから。
●その人を尊重し、その人を大切に、愛おしく思えること、自分を大切にすることをテーマにしていきます。私は「人にゆだねてもいい」。
●presence、contact、awareness and breathing を意識しながら、大切にしながら、自然と変化していくプロセスを受容しながら、その場にいることを心がけて、セッションしていきたいと思います。これは、人生にも、重なることと理解しています。今回は、特に、原点に触れ、その大切さを感じることができました。これは、体験からしか得ることができないものです。これからも、体験を通して、自分のこと、心のことを探求していきたいと思います。一石を投じ、相手が自らの波紋をクリエイトできりょうに、石を投げられたらと思っています。
●今回学んだことは、明日から、仕事で使います。それは、私の人生を、ますます豊かにしていくでしょう。
●私の人生の中で、とても大切な体験として、忘れることなく、取り入れて、実践していきたいと思います。
●クライアントを大切にすること。そして、自分を大切にすること。クライアントの感覚・感情・流れを尊重すること。エネルギーの交流を大切にしていきたい。
●今回のクラスに参加して、タッチの質の原点を学びました。ここで学んだ感覚を大切にして、これからの自分の施術に活かしていこうと思います。
●マッサージでもカウンセリングでも、セラピストの在り方が要になることが、改めて確認できました。さらに自己探求を続け、楽しみながら自分の在り方を熟成させていきたいと思います。また「ゆだねあう」ことは、互いの幸せであることは、、私にとって大きな“気づき”となりました。子の気づきは、人生においても、何等かの変容をもたらしてくれるでしょう。
●自分を大切に、相手を大切に。タオルのかけ方、はじめのグラウンディング、場の調え方、手や自分の位置の移動等など、細かいところも心を配り、丁寧に。
●マッサージと人生は、セラピストにとって、同じ道を感じています。その道の歩を進めるにあたって、このクラスでの学びは、今からどのように染みていくのか、紡がれていくのかを、楽しみにしています。
●たった3日間でしたが、かなり濃厚な時間でした。すぐに明日からのセッションに取り入れていきたいです。
●この3日間のクラスで、体の自由、心の自由、魂の自由を体験し、思う存分、味わうことで、これからの人生にも、また施術にも活かしていきたい。
●呼吸・体を緩めること、楽なポジショニング、相手の呼吸とあわせること、共にある意識、相手を変えようとしないこと...を学びました。
皆さん、ご参加&ご感想、ありがとうございました!





