earthquake 10 / フォーカス 完了
2011年 03月 29日
前回のブログで、被災地の子供たちにお母さんたちのスキンシップやタッチケアがいかに大切であることを書きました。その後、いろんな方から、メールや、転載希望のお便りをいただきました。
そこで、もしかすると、こういうガイドブックが、被災地で必要なのかしら?と思いいたり、今年の9月にNPO法人タッチケア支援センターで東京からおよびする予定の、桜美林大学準教授 山口創先生にご相談したところ、そういうものはまだないので、ぜひ作りましょう!という話になりました。
まだ、仮の題名なんですが、「こころとからだにやさしいタッチケア・ガイド」
サブタイトルは、「被災地のPTSD予防のための、スキンシップ&タッチケア」
冊子はうちの法人で作らせていただき、被災地に無料で配布する予定です。
順調にいけば、5月の末か6月には完成予定です。
理論編は、山口創先生が執筆してくださることとなりました。
実践編は、エサレン的なエッセンスをもりこんだ、こころとからだにやさしいアプローチ法をお伝えしたいと思います。
この冊子の目的は、被災地のお母さんたちや、現地でこころの支援にあたる皆様に、より安心・安全で、かつ効果的にスキンシップやタッチケアを提供していただくための、後方支援。また、その後、タッチケアやボディワーク、マッサージなどのケア法が、被災地のこころのケアに取り入れやすい基盤をつくることも、目的としています。
NPO法人の申請をして数週間後におきた大地震・・・。
今年は、ゆっくり種まきの年と思ってたのですが、そういうわけにはいかないみたいですね^^。
今後の経過は、また、あらためて、みなさんにご報告したいと思います。
フォーカス 2 : 6月11日のガイアの上映会に、龍村仁監督をお呼びすること。
6月11日にNPO法人タッチケア支援センターの設立記念上映として、「地球交響曲7番」の上映会を行います。
6月11日といえば、震災からちょうど3か月目。
こういうタイミングで、かつての被災地であった芦屋で、地球交響曲7番の上映会を行うことの、大きな意味を考えてみました。
いまこそ、ガイアとともに、共生する道を、みんなで確かめあうときではないのか?
この映画のテーマである、
「潔く、すこやかに、生き続ける」ということを、
真剣に考える必要があるのではないのか?
なので、龍村仁監督を、およびすることとしました。
もう、うちの法人の設立祝とか言ってる場合じゃありません。
★
地震から2週間あまり。
earthquake と題して、書き続けた10編の日記・・・。
いま、できることは何かを見つけるための、軌跡となりました。
フォーカスポイントが明確になったところで、
このテーマでの日記は、10の完了数をもって、終了とさせていただきますね^^。
16年前の、震災支援のフォーカスポイントは、
被災地障害者が、街から離れることなく、生活を再建する活動をお手伝いすることに、フォーカスしました。
今回のフォーカスポイントは、二つ
1、被災者の方の、こころとからだのケア支援
2、GAIA との共生
流れる水は、ここにたどりついたようです。