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携帯水没と“虹”

6月3日の夜、うっかり携帯電話をいれたままの布のバッグを洗濯機にかけてしまいました。
もちろん、水没。古いデータよさようなら~(わお!)

かれこれ5年ぐらい持ったでしょうか。。。

おもえば、1週間前に、携帯電話の精霊さんは、私にサヨナラをつげてくれたのでありました。
東京アンマの帰りによった、東京国際フォーラム会議場。
旦那がバイオフィードバック機器を出展していた日本理学療法士学会の会場で、旦那の会社のおとなりのブースの方が、
ふと、私の手にもつ携帯電話をみて、
「おおお、珍しい! 同じ携帯電話ではありませんか!」
と、おっしゃるのです。

5年以上持ち続けて、しかも、超安い普通以下のシンプル機種であります。
いままで、同じ携帯電話をもっている人を見たことがありません。

その方は、私の性格を見透かしたように、
「ほほ~、あなたは、きっと、めんどくさがりやなんですね^^」

(きゃ、わかります?)
あれから5年、携帯電話はどんどん進化し、新機種や新サービスがめまぐるしく展開しました。
なのに、私は、ただ「めんどくさい」という理由だけで、
機種変更も、ジャンクメールの巣窟となっていたこれまで携帯メルアドも変えることなく、
えんえんと使い続けておりました。

最後に、別れ際
その方:「これからも、この携帯電話、ずっと、使い続けましょうね~(ハハハ)」
私   :「ハハハハハ・・・・(←内心、ずっとこれ持つんかい?って思っている私)」




なんか、へんだなぁ、不思議だなぁって、ちょっと感じたのです。
いつも、そこにあるのがあたりまえの、私の携帯電話さん。
しげしげ見つめ、思えば長く使ったなぁと思ったのでありました。

今からすれば、それは、私の携帯電話さんが、私に別れの挨拶をしてたのかもしれません。
その会話から一週間もたたない日の夜に、
携帯電話さんは、我が家の洗濯機の中で昇天されました。
たくさんの思い出と、データとともに。
(・・・・・)


       ★

  古い上衣よ さようなら
  さみしい夢よ さようなら
  青い山脈 バラ色雲へ
  あこがれの
  旅の乙女に 鳥も啼く 

 (西条八十作詞、『青い山脈』より)

       ★

笑うしかありません。
歌うしかありません。
いつか、こういう日がくるということを予測できずに、
データを保存していなかった私のおおきなミスです。
でも、いまとなっては仕方がない。

さようなら、携帯さん。
ありがとう、携帯さん。
私の、古い夢と一緒に、
どうぞ、安らかに眠ってください
永遠に。(合掌)

       ★

色々悩んだあげく、新しい携帯電話は
夫と同じの、softbank にしました。
これで私も立派なホワイトファミリーです。
携帯電話の番号は、古いauのをそのまま
使えましたので変更ありません。
ただ、お友達の電話番号のデータをすべて失ってしまいました。
(お友達の皆さん、よかったら私の新しい携帯に、軽く着信してください)

また、メルアドは変わりました。
(「- 」以下を消去して、かわりに「.121」をつけてください。
@以下は、softbankでお願いします。って、わからないっすよね^^
詳しくは連絡いたします~)

6月3日夜から6月5日夕方までのあいだの携帯への電話やメールは
受け取れてません。送ってくださった方、ほんとうに、ごめんなさい。

         ★

さて。。。

神戸アンマプログラムにかかわって,
まる3年。
自分の心の中で、いろいろな変化がありましたが、
一番の大きな成長は

執着を手放すことが、楽にできるようになったこと。
びっくりするような大変なことが起きても、あまり動じなくなったこと。

これだけでも、たいしたことを導いていただけたと、思って感謝しています。


この世は常に変化していて、
一瞬一瞬、おこることすべてのことは、
まるで、劇場のように
私たちに見せてくださっている
神々の「リーラ(戯れ)」なのかもしれません。

湖面の上を、きらきらと反射し戯れる
光の諸相・・・
神様の永遠の愛は、いろいろな形を変えて
私たちに語りかけてきます。


そこにおられることは、
わかっているから、
もう、あんまり、驚かさないでくださいね^^。
って、ちょっと、神様にお願いしたりして・・・。

でも、ほんと、
いつも、ともに在ることを感じます。
見守られているのも感じます。





新しい携帯電話を手にした6月5日の夕方、
お天気雨が降りました。
外に出てみたら、家の東の空に、
綺麗な虹が、弧を描いています。

あんまり綺麗なんで、自転車にのって
虹の方向へと進んでいきました。

ふと、通りを見わたすと、誰も、虹を見上げている人がいないので、
ちょっと、不安になりました。
(まだ、小雨だったので、傘をさしたまま、みんな、空を見上げてないのです)

小さな男の子に、「虹が見えるよ」と教えてあげたら、
その子は何もいわずに、ぷいっと、
「ママ、虹だよ!」ってママのところに走っていきました。
(あぁ、よかった、この子にはちゃんと虹が見えてるのね^^)


広い公園で。空を見上げて、しばらくのあいだ、虹を眺めていました。

すると、身体中、そして、心の中で、なんともいえない優しい波動が広がっていきました。

なんて、平和なんでしょう・・・・。

内なる平和。

平安・・・。



お天気雨と虹の空の下に立ち、私は
ささやかな祝福を受け取る自分を感じました。
たぶん、このとき、神様が私にくださったギフトは
shanti (平安) とよばれるものじゃないかしら。。。

なんだか、

そんな、

気がします・・・。



携帯水没と“虹”_a0020162_1425358.jpg

by reiko-koyago | 2009-06-07 13:55

エサレン®ボディワーカーでNPO法人タッチケア支援センター代表理事の中川れい子(旧こやごれーこ)の個人ブログです。2003年から、エサレンやソマティクス、ボディワークや癒し、聖地巡礼、社会問題の徒然を気ままに綴り続けています。Soumyaは”月の女神”をあらわす私のホーリーネイム。


by reiko-koyago